Old Lens 0036 > KENLOCK-Mc・tor 28mm f2.8 [321145]「夜と昼と口径食」
KENLOCK-Mc・tor 28mm f2.8 異例の3回目になりました。もう少しレンズの実態が知りたくて、前回・前々回のフレアーから少し開放された環境で撮りたくなり、夜の街に持ち出しました。最初にお詫びです撮影データ失念の為、f値に付いては適当です。ごめんなさい。夜景の撮影はすべて「iAUTO」(全自動撮影モード)」でおまかせです。
Sony NEX-3 ƒ/2.8 1/20sec iso1600 -0.3EV
Sony NEX-3 ƒ/2.8 1/25sec iso1600 -0.3EV
Sony NEX-3 ƒ/2.8 1/20sec iso1600 -0.3EV
Sony NEX-3 ƒ/2.8 1/30sec iso1600 -0.3EV
Sony NEX-3 ƒ/2.8 1/30sec iso640 -0.3EV
Sony NEX-3 ƒ/2.8 1/30sec iso1600 -0.3EV
Sony NEX-3 ƒ/2.8 1/30sec iso800 -0.3EV
Sony NEX-3 ƒ/2.8 1/10sec iso1600 -0.3EV
Sony NEX-3 ƒ/2.8 1/30sec iso1600 -0.3EV
夜景はここまで、「iAUTO」(全自動撮影モード)」で撮影でした。カメラが古くこのモードでは最高ISO1600までの設定の様で、手持ち撮影限界近く1/10sec、1/20secでの撮影になり、厳密には手ぶれが発生しているかと思いますが、雰囲気を感じて頂ければと思います。
レンズの話に置き換えると、今回のKENLOCKの様に光の影響を受けやすいレンズは、今回の夜景での限られた「無響室」と同じ様な空間では、本来の基本描写力が示された気がします。前2回の紹介ではオーディオ流にいえば、部屋の大きさも・家具も違い変わる度大きく影響され、現実の使用を前提とした作例になったかと思います。
「無響室」での評価は?
基本はやはり同じでした。目の覚める様な解像感を伴う描写では無く、適度な解像感と諧調表現とカラーバランスの優れた空気感を伴い、リアル感が全体の雰囲気を構成する素敵なレンズでした。
Sony NEX-3 ƒ/8 1/160sec iso200 -0.3EV
Sony NEX-3 ƒ/5.6 1/2500sec iso200 -0.3EV
Sony NEX-3 ƒ/8 1/500sec iso200 -0.3EV
Sony NEX-3 ƒ/8 1/320sec iso200 -0.3EV
晴天順光の作例追加です。F8まで絞ってみた写真はこのレンズの最高の解像感を伴った作例になったと思います。カラーバランスは絞っても変わらず好きな発色で、明るく開放感が有りリアリティーが有ります。
Sony NEX-3 ƒ/2.8 1/2500sec iso200 -0.3EV
Sony NEX-3 ƒ/2.8 1/2000sec iso200 -0.3EV
温室効果のある館内です。この2作例は口径食が周辺に行くほどに半月に近づく様子が確認可能な作例ですが、この辺りにコストとの戦いが見え隠れします。今回はAPS-Cでの撮影ですがフルサイズで撮影した時の乱れ方を想像するとワクワクします。きっと周辺部は流れるんでしょうね!オールドレンズは楽しいです!!
最後に1回目冒頭でレンズ情報の検索結果に付いて紹介しました折、99%が海外サイトで詳しい情報は無しとしましたが、レンズレビューのブログが幾つか有り、詳しい情報は無いながらも多くの方の感想として「廉価なレンズ・写りは良い」と好意的な紹介が多く有りました。
「廉価なレンズの割に、写りは良い」「廉価なレンズの中では、写りは良い」との表現では無く、「廉価なレンズに属するが、写りは良い」「写りは良いが、高価なレンズでは無い」と価格考慮は考えない、絶対評価として写りの良さを評価している方多かったのが印象的で、「白いラン」のカラーバランス・解像度共、ハイレベルで私も撮影してみて、同じ印象を持ちました。
オールドレンズは価格では有りません!色々なレンズで遊びましょう!
最大口径比 1:2.8
レンズ構成 推定 -群-枚
画角 54°35′(35mm判フルサイズ一眼レフカメラ 75°38′)
撮影距離目盛 ∞~0.35m
最短撮影距離 0.35m
絞り羽根枚数 6枚
最大絞り f/2.8
最小絞り f/16
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) 55mm
マウント KONICA ARマウント
寸法 約64.4mm(最大径)全長約59.1mm
質量 約240g
発売日:197-年--月--日
発売時価格 -円









夜景はここまで、「iAUTO」(全自動撮影モード)」で撮影でした。カメラが古くこのモードでは最高ISO1600までの設定の様で、手持ち撮影限界近く1/10sec、1/20secでの撮影になり、厳密には手ぶれが発生しているかと思いますが、雰囲気を感じて頂ければと思います。
- 印象
レンズの話に置き換えると、今回のKENLOCKの様に光の影響を受けやすいレンズは、今回の夜景での限られた「無響室」と同じ様な空間では、本来の基本描写力が示された気がします。前2回の紹介ではオーディオ流にいえば、部屋の大きさも・家具も違い変わる度大きく影響され、現実の使用を前提とした作例になったかと思います。
「無響室」での評価は?
基本はやはり同じでした。目の覚める様な解像感を伴う描写では無く、適度な解像感と諧調表現とカラーバランスの優れた空気感を伴い、リアル感が全体の雰囲気を構成する素敵なレンズでした。




晴天順光の作例追加です。F8まで絞ってみた写真はこのレンズの最高の解像感を伴った作例になったと思います。カラーバランスは絞っても変わらず好きな発色で、明るく開放感が有りリアリティーが有ります。


温室効果のある館内です。この2作例は口径食が周辺に行くほどに半月に近づく様子が確認可能な作例ですが、この辺りにコストとの戦いが見え隠れします。今回はAPS-Cでの撮影ですがフルサイズで撮影した時の乱れ方を想像するとワクワクします。きっと周辺部は流れるんでしょうね!オールドレンズは楽しいです!!
最後に1回目冒頭でレンズ情報の検索結果に付いて紹介しました折、99%が海外サイトで詳しい情報は無しとしましたが、レンズレビューのブログが幾つか有り、詳しい情報は無いながらも多くの方の感想として「廉価なレンズ・写りは良い」と好意的な紹介が多く有りました。
「廉価なレンズの割に、写りは良い」「廉価なレンズの中では、写りは良い」との表現では無く、「廉価なレンズに属するが、写りは良い」「写りは良いが、高価なレンズでは無い」と価格考慮は考えない、絶対評価として写りの良さを評価している方多かったのが印象的で、「白いラン」のカラーバランス・解像度共、ハイレベルで私も撮影してみて、同じ印象を持ちました。
オールドレンズは価格では有りません!色々なレンズで遊びましょう!

- 仕様表
最大口径比 1:2.8
レンズ構成 推定 -群-枚
画角 54°35′(35mm判フルサイズ一眼レフカメラ 75°38′)
撮影距離目盛 ∞~0.35m
最短撮影距離 0.35m
絞り羽根枚数 6枚
最大絞り f/2.8
最小絞り f/16
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) 55mm
マウント KONICA ARマウント
寸法 約64.4mm(最大径)全長約59.1mm
質量 約240g
発売日:197-年--月--日
発売時価格 -円